
販売計画に基づいて工場から入荷した商品を出荷するのがロジスティックスセンターの仕事。しかし、アクシデントで入荷が遅れる、商品に不良が見つかるなどにより、予定通りに出荷できないことも多々あります。そういうときに重要なのが臨機応変な対応です。例えば、去年発売した「ファーのレッグウォーマー」は、倉庫に入荷された時点ですでに納期遅れの状態。そのうえ、商品タグの価格表記に間違いも見つかりました。レッグウォーマーは、冬シーズンのアイテム切り替えに合わせてどうしても店頭に並べたい目玉商品のひとつだったので、正直焦りましたね。

こんなトラブル時こそ、冷静かつ迅速に判断するのが副センター長である私の役目。即座に通常の業務を停止し、ほとんどのスタッフにレッグウォーマーの出荷作業のみに集中してもらう決断を下しました。まずは、倉庫内のあちこちに保管されている200〜300ケースを一カ所にまとめ、商品をチェック。状況を把握した後は総力を挙げてタグ付けを行い、何とか無事に出荷することができました。私はこれまで店長やMDなど、お客様に直接関わる場所で働いてきましたから、このトラブル時も、真っ先にお客様のことが頭に浮かび、何とかしなければと思ったのです。今後も、接客現場の視点を大切にしながら働きたいと思います。


倉庫内の各所から発注書に基づいて商品を集め、店舗に送る荷物を作ること。配属された新入社員が担当する仕事のひとつでもあります。

「マテリアル・ハンドリング」の略で、物流を効率的に運ぶ設備のこと。チュチュアンナの物流センターでは、最適な物流を実現するようにマテハンが設計されています。
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